経営コンサルタントの山口明男です。
お尋ねします。今、あなたは「心の満足度=働く意義」は明確ですか。
「心の満足度=働く意義」に対する藤﨑忍流お教えします。

2022年6月16日「ドムドムフードサービス」社長藤﨑忍様の講演を聞かせていただきました。
経歴が異色です。39歳で専業主婦から初めて就職、その後いろいろなお仕事を経験され 51歳で「ドムドムフードサービス」に正社員で入社。9か月後社長に抜擢。
この経歴だけでも凄い方、その藤﨑様からお話が聞け、沢山学ばせて頂けるとワクワクして講演を聞かせていただき、その後ご著者『藤﨑流 関係力』も読ませて頂きました。
|藤﨑忍流の「心の満足度=働く意義」とは?
「先行きの見えない状況だからこそ「心の満足度=働く意義」をそれぞれが持たなくては、乗り越えられないと思います。
日本の企業だけでなく、日本の社会全体において大きな成長が見込めない時代に突入しました。日本が頭打ちの状態になってきたと感じます。
社会の成長、自身の成長、働き方について、多様で新しい価値観・軸が出来た今、お金・地位・名誉よりも「心の満足度」がこの先ますます重要になってきます。
心の満足度は、人によってそれぞれ異なります。一括りにはできません。
各人が持つ夢や目標に柔軟に寄り添うことで、働く人の心の満足度を優先する企業の在り方、環境づくりが必要となるのです。
目標を共にする仲間たちと一緒に働けることが何より楽しいと感じることです。
目標達成するには、立場を超えて全員が同じ方向を向くことが重要です。
自由な発言や考察により、目標を自らが理解し、納得した上で方向性を持たなくては、事業の成功には到達できません。このような社内風土の構築が大切です。
そのためには、和をもってことを進めるという社内風土、風通し、意思疎通が必要です」(『藤﨑流 関係力』より一部引用)
|名誉より「心の満足度」を優先する
私が働き始めたのは1961年(昭和36年)です。
ジョン・ケネディがアメリカ大統領に就任した時です。就任演説で「国が何をしてくれるかではなく、国に何が出来るかを問う」この就任演説は、就職し、働き始めた時に私にとって「働くための意義」を教えてくれた名言でした。
自分のためではなく、国のために、人様のために働くことが大切であることを若い私に教えてくれました。しかし就職してから長い間、自分のために働きました。
それは、私、1942年生、太平洋戦争が始まって間なしに生まれ、日本貧乏、家も貧乏、物心ついてから、1974年東京オリンピックの頃まで、貧乏生活に浸っていました。
就職した時も、はっきり言って、お金のため、生活のため、に仕事していました。
目的・目標は今から思えば、不純かも知れませんが、戦後の何もない時代、働いて稼いで、少しでも豊かな生活、欲しいものを買うため、全力で働きました。
日本も元気でした。はっきり言って、働く意義は金儲けのため、心の満足は預金通帳の残高が増えることでした。
その当時は、それでもやむを得なかったのではないでしょうか。しかし、今思えば、金儲けに奔走して結果、現在の元気のない日本にしたのは、日本の高度成長期に金儲けのことしか考えなかった我々の責任ではないかと思うこともあります。
その反省を踏まえて、今は社員満足、お客様満足、社会貢献を経営理念の3本柱において仕事をしています。
だからこそ、今、ドムドムフードサービス・藤﨑忍様にお会い出来、これからお金・地位・名誉よりも「心の満足度」を最優先して、和をもって社会貢献できる仕事に専念します。
ポイントは
厳しいこれからを乗り越えるため明確な「心の満足度=働く意義」が必要
自身の内なる声と相談しなければ正しい方向性は見つからない
目標を共にする仲間たちと一緒に働けること
あなたは、働く喜び、その喜びから心の満足感を十分感じていますか?
しかし、これからの自分のためだけでは駄目ですよね。元気がなくなった日本、私が歩んできた素晴らしい日本、元気な日本はどこに行ったのでしょうか?
どうすれば、元気な日本を取り戻すことが出来るでしょうか?
藤﨑様の言われるように各人が持つ夢や目標に柔軟に寄り添うことで、働く人の心の満足度を優先する企業の在り方、環境づくりで一人一人が元気になり、組織全体が元気になり、しいては日本が元気になることが大切ですね。
しかし、今までのような価値観ではなく、共感、共有、共存、共栄で物やお金でなく、心の満足で皆が幸せな日本を目指します。
最後までお読み頂きまして、有難うございました。
山口明男 新刊情報『時は金なり命なり』
Amazonにて電子書籍発売中です!
今なら Kindle unlimited会員は無料で読めます。

Comentarios