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執筆者の写真山口明男

80歳の私の「古い当たり前」が、「新しい当たり前」に変わった秘訣

経営コンサルタントの山口明男です。


前回の記事では、「自分の中にある当たり前を書き換える10の方法」というテーマでお伝えさせいただきました。私自身も「当たり前」がもたらす落とし穴に反省し、引き続き開運指導者の布川宗親先生から学んでおります。


今回も「当たり前を書き換える」ことをテーマにしたいと思います。人間、年齢が高ければなるほど持っている当たり前が古くなるようですが、あなたはいかがでしようか?




「耐える、我慢する、ケチる、減らさない、隠す、権力的になる」


「耐える、我慢する」


これは、私が子供のころから教えられた「当たり前」でした。


辛いこと、悲しいことがあっても、耐える、我慢する。欲しいものがあっても、家のこと、親のことを考えれば、我慢するのが「当たり前」。やはり、終戦後の子供時代、貧しい家庭(日本も貧乏)で育った環境のために、それが「当たり前」になっていました。



「ケチる、減らさない」


しっかり働き、お金は大切にする。そのために無駄使いはしない。そうなるとケチることも度々あります。


また老後のためにお金は減らさないことが「当たり前」だと、しっかり身に就てしまっています。私はもう、古い人間なんですかね。あなたは思い当たる節はありますか?


また、このようなことになる要因は次のようなことがベースになっているようです。



「恐怖、劣等感、嫉妬」


私の場合「恐怖」とは、お金が無くなることです。


バブル崩壊の時、変額保険を多く販売し、またリーマンショックの時も、保険がらみで大きな損失を出しました。これがお金に対する恐怖を作り上げました。


また「劣等感」は、家柄なし、学歴なし、スタイル悪し。若いころよく言ってました。


「名もなく、貧しく、見苦しく」しかし「明るく、陽気に、活き活きと」と。


松下幸之助さんにとって、人生成功の3大要因は「家が貧乏だったこと、学歴が小学校4年、体が弱かったこと」だっということです。これを聞いた時、劣等感はエネルギーになる思い、それで私も現在80歳で元気に仕事が出来ていると思います。


「嫉妬」は、劣等感が影響しかなり嫉妬深い人間でした。金持ち、学歴の高い方、男前、にかなり嫉妬していました。ある女性社長から、「山口さん、高学歴で、男前だったらそんなに頑張っていないよね」と強烈な言葉を頂いたこともあります。


布川先生から嫉妬の解決策も教えて頂きました。これは相手の努力を認める、称賛する、全部褒める。これで解決です。

  


これからの時代に合った「当たり前」のスタンダード


ここまで私の「古い当たり前」のはなしばかりしてきましたが、それでは、これからの時代に合った「当たり前」のスタンダードとは? 布川先生より以下のように教えていたのであなたもぜひ自分を見つめ直してみて下さい。


気持ちに素直になって、自己表現して、豊かであり、知識・経験があり

好かれて、分かち合い、助け合い、努力して、変化を楽しむ


バランスをとることが大事です。ポイントは3つ。


  • 遊び―仕事

  • 仕事―睡眠

  • 喜び―苦しみ


そして願いを明確にしましょう。あなたが叶えたいこと。達成したいことは何ですか?


私にとって3つのバランスについてお話します。



「遊びー仕事」


これは全くアンバランスです。年中無休で仕事をしています。


60年前仕事に就いた時、この仕事は自分の天職だ、大好きだと思い込ませましたので好きな仕事、苦になりません。大好きなことなので、遊びと同じです。


月4回程度ゴルフをしていますので遊びも満足しています。忙中暇ありです。



「仕事―睡眠」


睡眠は最も大事にしています。絶対8時間寝る。8時間寝ることで、体力が改善し、万全の状態で仕事をすることこそが良い仕事をするポイントです。



「喜びー苦しみ」


苦しみと喜びは、表裏一体です。苦しいことを乗り越えてこそ本当の喜びがあります。


神様は必要な時に、最善の課題を出してくださいます。その課題に苦しみ、乗り越えた時、初めて大きな喜びがあるのです。



「願い」


これは私の最大の課題です。布川先生も言われていましたが、「あなたの願いは何ですか」と問えば、すぐ答えられる人は3%のようです。


私の願いも「人のお役に立つこと、元気で何時までも働くこと、心配をしない人生を送る」など抽象的なことしか浮かびません。自分の欲しいものを明確にして、言わないと与えて下さる方も困りますよね。願いを明確にして、毎日意識することに注力します。


素直に自分で「当たり前」を書き換えることです。そうすれば、自ずと時代と共に「当たり前」が変わっていきます。



さて、ここからはもっと詳しく、あなたの当たり前をチェックしてみて下さい。



正しいと思う方はどちらですか?


  1. 仕事は苦しいものである/仕事は楽しいものである

  2. お金は沢山ある方が幸せである/お金と幸せは関係ない

  3. 私は健康のためにジムに通う/私は健康のためにサプリを飲む

  4. 私は沢山の人に愛されている/私は沢山の人に愛されていない

  5. 私の願いは直ぐに叶う/私の願いは直ぐには叶わない


これは答えはありません。どちらも正解です。


考えた事、思った事、感じた事、口に出した事が現実となります。さてあなたの正しいと思うのはどちらでしょうか?



続いて、〇、×で答えて下さい


  • 私には類まれな才能(能力)がある

  • 私を必要とする人が最低でも100人はいる

  • 私は人気者で必要とされている

  • 私はとつても魅力的で可愛い

  • 私は驚くほど強運である

  • 私は十分豊かで富に溢れている

  • 私には必要なことが全てベストなタイミングでやってくる

  • 私はやることなす事うまくいく

  • 私を愛してくれる人しか周りにいない

  • 私は年々元気に活気に溢れて若返る

  • 私は素晴らしい出会いが日に日に増えていく


これは、全部〇にして下さい。


とにかく毎日声に出して読んで、そんなの「当たり前だ」と信じ込むこと。


自己洗脳することが大事です。「もう年かな、体がしんどい」と「私は年々元気に活気に溢れて若返る」このよう自己洗脳すれば結果は明らかに違いますよね。



まとめ


今回も前回に引き続き「当たり前を書き換えること」についてお伝えさせて頂きましたが、いかがだったでしょうか。


時代と共に、年齢と共に、常識、価値観は変わっていきます。それに伴い「当たり前」を書き換えていくこと、「自分の願い」も明確にして、常に意識し、声に出し、実践していきましょう。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。



 

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