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  • 執筆者の写真山口明男

恩送り―この今をより良くして、未来、次の世代に手渡しましょう

経営コンサルタントの山口明男です。


今回は、日本を将来、希望いっぱいで、心豊かで、明るい国にしようということをお伝えします。



3月21日に京都で行われたS・Yワークスの人財化セミナーに参加しました。


今回、今年の春から社会人になる方のセミナーに参加させていただきました。今の若い方が、どのように考え、どのように学ばれているのかを勉強させていただきました。


今の若い方々にこれからの日本を託すのですが、今回の学びの中心は、日本人が古くから大切にしてきた、和の精神、互譲互助の精神、また日本人の根底にある、日本人の情→慈しみ、他者への優しさ、弱者への視点、誰かが悲しいと、私も悲しい。誰かがうれしいと私もうれしいという学びが中心でした。


若い方がこのような内容を学んでいただいているということは、これからの日本が楽しみでなりません。


しかし省みれば、私たちは今、そのことが実践できているでしょうか。


もう一度、日本人の根底にある「日本人の情、和の精神、互譲互助の精神」を再認識し、若い方と一緒に、私たちも、実践しましょう。日本をもっともっと素晴らしい国にするために。



今回の人財化セミナーのテーマ「恩送り―善き大人になるために」


<恩送り>

この今をより良くして、未来、次の世代に手渡す

自分は何を託されてこの世に来たか

受け取ったモノに目を向けよう。受け継いでどう生かしていくか


今をより良くして、未来、次の世代に手渡す。大切なことですね。


では、私、何を託され、なにを受け取ったのか、直ぐには思いつかず、受け取った物を探していました。


ようやく見つかりました。「勉強熱心、学び好き」です。


変化のスピードが速い今、また今年初めから災害、事故いろいろ起きていますね。


何が起きても不思議ではない今、何があってもあわてないために、勉強し、学び続けましょう。「備えあれば憂いなし」です。


私はバブル崩壊時に大損失を被りましたが、学んでいたことで乗り越えました。今までの私の経験、体験をシェアします。ともに学び続けていきましょうね。



「勉強熱心、学び好き」


自分の受け取ったもの中に、「勉強熱心、学び好き」があります。


子供時代、学生時代に、学ぶことが嫌いで、全然勉強していない私が180度変わり勉強熱心、学び好きになっていることは奇跡です。


その要因は、40年ほど前、経営計画をはじめたときです。


経営者のお客様に経営計画の必要性を語るには、自分が話せないと駄目だと、痛感し、「話し方教室」に参加しました。話せないのは自分の学びが不足しているから話せないのですよ。


話とは自分がいっぱい学んで、学んだことが自分からあふれ出るのが話ですよ、と教えていただき、話ができるようになるには学び続けることだと決意し、それから40年以上学び癖が付き、今も学び続けています。


これが「勉強熱心、学び好き」になった要因、受け取ったモノの一つです。


「類は類を持って集まる」勉強熱心な方、明るく、元気で、幸せな方多いですね。あなたもその仲間に入りませんか。学んで自分のレベルを上げましょうね。



経営は経営者の人間力で決まる


また、高額の経営計画システムを導入し、素晴らしい経営計画はできるのですが、悲いかなその計画通りに経営ができるには、経営者の方の人間力が大きく影響します。


計画数値を創ると同時に経営者の方の人間性向上の必要を痛感し、私ではできないので日本で著名な先生、最初は薬師寺、高田後胤先生、伏見工業高校山口良治先生、相田みつお先生など多くの先生にお越しいただき人間力を付け、器大きくして下さる、セミナーを年4回スタートさせて、今も勉強会をさせていただいている原点です。


また、2年半前に受講した、日総研SGA研修受講後、リアルで岡山の方、ズームで他府県の方と毎月勉強会を続けています。


江戸時代には、寺子屋がたくさんあり、その当時の識字率日本は70%~80%、ロンドン20%・パリ10%ということを聞きましたが、その学力で奇跡的な明治維新、戦後の復活の大きな原動力になったのではないでしょう。


これから、素晴らしい日本のために、私は多くの経営者、若い方とともに学び続け、次の世代に「勉強熱心、学び続ける」ことを手渡すことが私の使命です。


最終目標は、私が学び、成長し続け、私とご縁して、お付き合いいただいた方が皆様、幸せで、繁栄の人生が歩める人になる影響力を与え、恩送りができる人間になることです。


経営者の皆様、決算書はあなたの人間力の通知簿です。学生時代の通知簿より正確にあなたのことを教えてくれます。人間力高まれば通知簿良くなり、利益は勝手に増えますよ。


偶然はない →起きることはすべて、「必要、必然、最善」

  1. すぐ忘れる偶然。

  2. 何ものかと、何ものかが会う偶然

  3. 稀なる出来事しての偶然→運命として必然となってゆく


S・Yワークスの佐藤先生から教えていただいたのですが、偶然には3種類あるのですね。

私の人生は、偶然の積み重ねで今があります。


それも「3.稀なる出来事しての偶然→運命として必然となってゆく」これです。



稀なる偶然が運命としての必然となって、医療業界に本格的に参入しました


きっかけは、昭和55年に兵庫県西宮の甲子園球場の近くの、整形外科医院から、診療所の経営相談を受けた偶然の出来事です。


西宮にお邪魔し経営内容を見せていただきアドバイスをしたとき、岡山からは少し離れていますが、毎月指導して頂けませんか依頼されました。


その頃は、医療は租税特別措置法の優遇税制で医療業界は帳簿をつける必要もなく、会計事務所との関わり合いがありませんでした。


普通なら西宮まで、訪問することはありませんが、巨人ファンの私、甲子園球場の近くということで、ここに来ていれば、巨人―阪神戦を見ることができるという、不純な動機で顧問契約をして医療のお客様第一号、これが今、医療中心に仕事させていただいているきっかけになりました。


まさに稀なる出来事しての偶然が運命としての必然になったのですね。


その偶然のスタートが昭和60年には全国の大手会計事務所で作った、医療専門集団MMPG入会し、厚労省の方にお越しいただき、医療行政も本格的に学び、いま、医療専門の仕事をさせていただいています。


偶然も、それは必然で、大事にし、真剣に取り組み、学び続ければ、大きな柱に育ってくれること間違いありません。


仕事とは誰かに喜ばれること。仕事=事に仕えること→神様からの命令 

天職(Calling)…天が、神が、その職に就くことがふさわしいとものとして呼んでいる、自分の性質に合った職業。天から授かった仕事


私が63年前、会計事務所に就職したのはまさに、天職(Calling):天が、神が、その職

就くことがふさわしいとものとして呼んでいただいているから今があります。


その時は、何も分からず、自分の意思でもなく、まさに稀なる偶然だったと思います。


しかし、自分に言い聞かせました。「この仕事に就くのは、自分お天命だ、大好きな仕事だ」その結果今があります。


また、今のこの仕事ぐらいお客様に喜ばれる仕事はないと確信しています。


昭和46年にコンピューター会計を始めてから、巡回監査制度という仕組みを取り入れお客様のところを毎月、定期的に訪問し、お客様とフェーストゥフェースで、経営の話、数字の話、悩み事、資金繰りの事などお話させていただき、若い頃は、この若造に命の次に大事なお金のお話をしてくださることに感謝し、全力でお手伝いさせていただくことで、太くて深い絆で結ばれ、「仕事とはお客様から喜ばれること」素晴らしい仕事に感謝しています。


天職の仕事、事に仕える、神様のされることを代わりにすることですよね。運がどんどん、良くなりますよ。


人生最後は「運」です。私「運の良さ」だけで82年間生きてきました。



私が仕事で最も大切にしていることは「先義後利」です


一例を申しますと、医療機関の新規開業をたくさんお手伝いさせていただきましたが、新規開業は勤務医の先生が病院に勤務しながらの進めていかないといけない仕事で、相談時間は、休日か夜、まさに私の売りである、年中無休、24時間営業で、対応しないといけない仕事です。


また、開業指導の費用は勤務なので直ぐにはいただけません。


開業後、医院の事業が始まってから、10ケ月の分割でいただきます。


当然、開業時の資金借入、金利の交渉、職員の採用、すべてのお手伝いをさせていただきます。


指導のポイントは、我々は開業してからが、本来のお手伝いですから、開業だけ指導しているコンサルタント、建築業者、融資する銀行さんとは違い、生まれてから後をしっかり考え、過大な設備投資、多額な借入をしない、堅実第一主義で開業指導をします。


大事なことは、お客様の役に立ち、喜んでいただき、事業がスムーズ進めば、自社の収入は後から自ずとついてきます。これこそ「先義後利」です。


「先義後利」大事ですね。


お金をいただくのは、急がないことです。喜んでいただく前は1万円が喜んで感謝していただけば、お布施になって2万円いただけます。お布施を後からついてくる。


果物でも、実が青い時に取りにいかずに、しっかり水と、肥料を与え、実が熟して大きくなって落ちて来るのを待てば、美味しく大きな実が自然落ちてきて手に入ります。


自然の摂理も「先義後利」ですね。



今回のポイント


  1. 恩送り→この今をより良くして、未来、次の世代に手渡しましょう

  2. 稀なる偶然を、運命としての必然に変えていきましょう

  3. 先義後利、先にお客様に貢献し、自分の利益は後からついてきます

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。



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