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執筆者の写真一哉 大鹿

「愛と感動の経営者魂」で今年をスタートします。一年よろしくお願いします

経営コンサルタントの山口明男です。


新しい年を迎え、今年もブログを通してあなたと素晴らしい一年としてまいります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。


昨年末は「銀行」をテーマに2つのお話をしました。それから一転し、今回は17年前に私が出版した著書『愛と感動の経営者魂』の中から、いくつかの話を紹介します。



今回、自身の著書を見直すことにしたきっかけは、私のパソコンをご指導くださっている先生に読んでいただく機会があったことです。


「なかなか良いことを書かれていますね。言われていることは以前も今もあまり変わっていませんね」


そう言われて、喜んでいいのか? 成長していない自分を反省すべきなのか? 見つめ直すことになったのです。


また昨年末、27歳になる孫娘が岡山に帰ってきて、


「じいちゃん、この本は良いことを書いているね」

「17年前に出版記念パーティをしたときから、ずっと持っていて読んでいるよ」


と言ってくれたことも契機でした。孫娘の言葉にうれしくなり、私自身ももう一度、本気で読み直すことにしました。



17年前の出版秘話


65歳を前に高度成長も経験し、46年間にわたって会計事務所の仕事をしてきました。


経営者のお客様のさまざまな人生模様を見るなか、これからの中小企業の経営者の方の、経営に、そして人生に役立てばと思い、その頃も書いていたブログをまとめ、『愛と感動の経営者魂』という厚かましい題名で出版しました。


その当時、幻冬舎をはじめ3件の出版会社が候補に挙がっていましたが、最後に知り合いの方からの紹介で新風舎から出版しました。


出版費用およびパーティ費用を含めて数百万円使っての出版でしたが、その新風舎は半年後に倒産。「将来はこの本の印税で食べていく」という目論見が見事に外れ、今も現役で仕事をしています。


今回、私も読み直しましたが、自分ながら結構よいことを書いていることに感心もし、よくも、こんな厚かましいことを書いているなと恥ずかしくもなっています。


今回この本をAmazonで探してみると、3,918円で出品されていました。


定価2,000円の古本がなぜ定価の倍で売られているのか驚きました。きっと内容が良いからこの価格がついたのではないかと自己満足しています。


しかし今、この本をあなたに買ってもらう必要はありません。これから何回かのシリーズでこの本の文面を使い、最新版にグレードアップしてブログで紹介していきます。楽しみにしてくださいね。



伸びる経営者と伸びない経営者の相違点


経営者とは、企業を経営している方だけではなく、自分自身を経営しているあなたも立派な経営者です。


*伸びる経営者


  1. 高い志、使命感を持って生きている人

  2. 好奇心旺盛で、勉強熱心、即行動する人

  3. 身なりがきちっとして礼儀正しい人

  4. 人の話をよく聴き、腰が低い人

  5. 明るく元気で前向きな人

  6. リーダーシップが取れる人

  7. よく働く人

  8. 謙虚で信仰心がある人

  9. 本業に金と命をかける人

  10. 先行投資をする人

 

伸びる人の共通点は、常に好奇心旺盛で、勉強熱心、即行動する人ではないでしょうか?


私も好奇心があり過ぎて、考えずに、何にでも飛びついて後で後悔することがよくあります。


しかし、「起きることはすべて必要、必然、最善」と自分に言い聞かせ、それを乗り越えることが成長と考え前向きに即行動しています。


また、一番確実な先行投資は、自分自身に投資することです。


勉強会やセミナーには、最近は足を運ばずともZoomでどんどん参加できます。本もしっかり読み、自分に稼ぐ力、実力を身につけることが最も必要ですね。


特に子供には、お金を残すより、学ぶ力、稼ぐ力を教えてあげましょう。そうすれば、親の財産を取り合う喧嘩もなく、相続税もかかりません。


教育に先行投資することが間違いない投資です。



成功する経営者の名言


「明るく、元気で、遊び好き、欲が深くて、いい加減」


若い頃からこの言葉が好きで、この言葉に励まされ、いまだに元気に仕事ができているとことに感謝しています。


人生、生きているといろんなことがありますよね。雨の日も、風の日も時には「嵐の日」もありますよね。しかし悪い状況とき時こそ、「明るく、元気で」という気持ちが大切です。


あなたは買い物に行くとき、明るくて元気で楽しいお店と、暗くてジメジメしているお店のどちらに行きますか?


観光とは、「光を観る」と書きますよね。明るく元気であることが大切です。幸福の女神は明るいところが好きなようですよ。


また人生、杓子定規に硬いことばかりでは、世の中通りません。


車のハンドルにもブレーキにも、遊びがありますよね。良い意味での余裕・遊びが必要なのです。


「欲が深い」悪い意味にもとられますが、「正しい大きな欲:大欲」が大事です。「いい加減」とは適当という意味ではなく、あまり固いことばかり言わず、柔軟性を持つこと。「丁度良い加減」が大事です。


続いて伸びない経営者の特徴はこのようなものです。


*伸びない経営者


  1. 理想主義。完璧主義。批判家、評論家

  2. 外面を繕う人。世間体を気にする人

  3. 天上天下唯我独尊。我が道を行く人

  4. 朝に弱く行動しない横着な人間

  5. 人の話を聞かない人

  6. 頭が良すぎる人

  7. うるさくすぐ文句を言う人

  8. 優柔不断で、決断が遅い人

  9. 原因他人説

  10. 金払いの悪い人



人のふり見て我がふり直せ


伸びない経営者の共通点として、次の3点が特に気になります。


人の話を聞かない人

ある、飲食店の社長は、「うちの粉は最高級の小麦粉を使っている。砂糖は最高級の和三盆を使って最高の品質の商品を作っているのに、お客様はなかなか分かってくれない」とよく言われていました。しかし食べてお金を払ってくれるのは、作り手ではなくお客様です。お客様の声を聴くことが繁栄の原点です。


頭が良すぎる人

頭の良い方で会社を倒産させた例を目にしました。

業績を良く見せるために、借入金をするために、粉飾決算をして、銀行毎ごとに違う決算書を提出し倒産した例が何件かあったのです。粉飾決算を始めたときが倒産の第一歩。これを倒産分岐点と言います。頭が良い方は、簡単に数字を作り変える能力も持ち合わせています。頭の良さを本来の経営に発揮されず倒産への道に発揮された例です。私は頭が悪いことを親に感謝します(笑)。


原因他人説

「悪いのは自分ではない。この業界、この業種が悪い。今の環境が悪い、社会が悪い、政治が悪い。最後は従業員が悪い」とも言います。よく具体例で出しますが、片手、人差し指で、あなたが悪いと指さすと、その指一本は相手を指しますが、中指から残った3本は自分を指します。悪いのは、人ではなく、自分であることを示しています。

悪いのが自分であることが分かっていれば変えることができますが、自分以外が悪いと責任を押し付ける人は変えることができません。伸びる経営者はすべて自分の責任、伸びない経営者は悪いのは他者の性。心したいですね。


17年前の本ですが、経営に関しての心構え、人間力に関しては普遍です。


この間は、失われた30年と言われた期間でしたが、これからは、大谷翔平選手、藤井聡太八段のようなは若い力で、素晴らしい日本が期待できる時代が来るように思えます。


謙虚で、本業に金と命をかけて明るい日本をみんなで作りましょうね!



今回のポイント


  1. 高い志、使命感を持って生きていきましょう

  2. 素直に、感謝して、自分責任で行動しましょう

  3. 知っている、分かっていることは実践あるのみ

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。



追伸


電子書籍も2冊発行しています。


  • 『計画を実績に変えられる経営者の5つの条件』

  • 『時は金なり命なり』


Amazonで購入できます。


詳しくは当ホームページ「出版物」のメニューからご覧ください。こちらもぜひお読みいただきたい内容です。

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