経営コンサルタントの山口明男です。
今回は布川宗親先生からの学びを皆様と共有させていただきます。
あなたがこれまでの人生で直接会った人・本・テレビ・作品・過去の偉人の中で、
あなたの「憧れの人」は誰でしょうか
あなたは今、誰を見本に遊んでいますか
〃 仕事していますか
〃 能力向上していますか
〃 生きていますか
また、
あなたの到達したい目標の人を10名挙げることはできますか?
生きるうえで見本となる人がいれば、その見本を決めて指針にすれば到達が早いです。自分でオリジナル、良いものを作っていくには時間がいくらあっても足りませんから。
超一流の凄いモデルを見本とし、真似て・近づき・超えていきましょう。そうすれば、生涯にわたってあなたは経営者として成長を続けることができます。
WBCが教えてくれた「憧れ」を持つことの大切さ
憧れを持つことの大切さを、先のWBCが、そして大谷翔平選手が教えてくれました。
WBCでは、日本が優勝して世界一となりました。日本選手の活躍および栗山英樹監督の采配は凄かったですね。
特に大谷翔平選手の大活躍、世界一に導いた栗山英樹監督のチームのまとめ方と采配は見事でしたね。
2月に読んだジム・ロジャースの著書『捨てられる日本』から、日本の将来を心配していましたが、今回の日本チームの優勝を見てその心配は安心に変わりました。
出場した全チームの中で、唯一、日本だけは開幕1ヶ月前に宮崎に集まり、それも36歳のダルビッシュ有選手は、チームに早く合流し、チームをまとめ世界一の基礎を作ってくれました。
20歳の高橋宏斗選手はじめ若手選手の大活躍を見ていると、日本の将来は大丈夫でだと感じさせてくれます。
このWBCの中に「憧れの人」この言葉が出てきましたね。記憶に新しいですよね。
WBCで日本を3大会ぶりに優勝に導いた大谷翔平選手の決勝の試合前の言葉
「アメリカチームには、野球をやっていれば誰でも聞いた選手たちがいると思うが、僕らは今日、超えるためトップになる前に来たので、今日だけは憧れを捨てて勝つことだけを考えていきましょう」
優勝に導いたこの言葉は、裏返すと、日本の各選手はメジャーリーガーに「憧れ」を持って、日々努力をしていたということです。私たちに憧れの人、見本を持つことの大切さを教えてくださっていますね。
今回のWBCで、私の人生に新しい見本、新しい憧れがお二人できました。
お一人はもちろん、この大谷翔平選手。彼は日常のすべての行動を、野球のパフォーマンスを向上させるためのものとしています。
もっとも最たるものが食事管理。メジャー移籍後はじめての一人暮らし、調理器具一式を購入し、本格的自炊をスタートさせて管理栄養士から調理法の指導を受けるといった徹底ぶりです。
また食事と同じぐらい重要なのが睡眠のようですね。9時間睡眠を徹底し、それも寝具メーカーのサポートを受けて、オーダーメイドの枕やマットレスを使用しているようです。
私も食事と睡眠を最重要に考えていますので、大谷翔平選手を憧れの人・見本の人にしたいと思います。
もう1人、見本にしたい人は、栗山英樹監督。チームのまとめ方、選手への心配り、素晴らしかったですね。
大谷翔平選手、ダルビッシュ有選手、ラーズ・ヌートバー選手、の3選手が気持ちよく日本チームに合流してくれたにのは栗山監督の人間性だと思います。
さっそく、栗山英樹監督の著書『稚心を去る』を購入して読ませていただきました。
その中で、このような文面に出会いました。
「人が歴史、人がデータ。だから人が何をしたのか、そこでどういう失敗をして、どういう成功をしたのかを知りたくて本を読む。人は、つくづく答えを見つけたがる生き物だと思う。でも、野球にも答えがない、もっといえば人生にも答えがないから、ひたすらヒントを探し続けている。決して読書が好きなわけでなく、監督をやっていて、いつも何かヒントが欲しくて読んでいる。いわば『欲しがりの読書家』だ」
この「欲しがり屋の読書家」まさに私ピッタリです。これからも、しっかり本を読みます。
ちなみに、大谷翔平選手の本も2冊Amazonで注文しました。
あなたの見本探しのヒントとなる11項目
皆様も、憧れと見本探しのために次の11項目を探し続けてください。
仕事で憧れている人は誰でしょうか
プライベートタイムで憧れる人は誰でしょうか
夫婦関係、家族関係で憧れる人は誰でしょうか
身体、健康面で憧れる人は誰でしょうか
能力、スキルで憧れる人は誰でしょうか
かっこ良さで憧れる人は誰でしょうか
立ち振る舞い、所作で憧れる人は誰でしょうか
ファッションで憧れる人は誰でしょうか
生活スタイルで憧れる人は誰でしょうか
知識で憧れる人は誰でしょうか
技術、スキルで憧れる人は誰でしょうか
今回の「憧れの人」、「見本の人」探しをすれば、自分は何に憧れ、何がかっこいいか、どこに向かって舵を取ればよいかが明確になります。
私は憧れている方が多くの方がいますが、その原点は、1971年(昭和46年)会計業界に最初にコンピューター会計を導入してくださった飯塚毅先生です。
算盤、つけペンで仕事をしていた会計業界にコンピューターを活用して仕事ができる、今なら当たり前ですが、当時は奇跡的なことでした。
いまの会計業界がITで仕事ができているのは飯塚毅先生のおかげです。私が81歳でパソコンを使いながら仕事ができているのは、その先生に憧れ、見本にして生きてきた賜物あのです。
強烈な好奇心、向上心を持って、超一流を一杯探し、その人になったかのようにふるまい
その人を超える人生を歩みましょう。この世は成長しかありません。
WBC優勝のエネルギーもいっぱいもらって、楽しく豊かな人生を歩みましょうね。
今回のポイント
あなたの憧れ・見本となる人を11項目に従って探してみてください
あなたの憧れ、目指す方向を明確にしてください。
あなたが憧れの人になったかのようにふるまい、過ごして、それを超えてください
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
お知らせです
私が生涯にわたって取り組んでいるのが、「経営計画」の支援です。
「計画」と「実績」のズレを追求し、しっかり矯正していけば経営は必ずよくなります。
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