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執筆者の写真山口明男

人生は無常が常。だからこそ良いことだけ思い、元気に明るく生きましょう

経営コンサルタントの山口明男です。


私のメンターのお一人、S・Yワークスの佐藤芳直様からの学びです。


2023年のキーワード


1. 擾乱 2.憂鬱 3.育縁



・擾乱:争いごとが絶えない様

今、第三次世界大戦と同じ状況にあります。


ウクライナには欧米・西側諸国がつき、自由主義陣営がこぞってウクライナを支持し、武器を供与し、資金を供与しています。一方、ロシアは旧ワツシャワ条約機構の一部の国を率いて、社会主義的国家がロシアを支持する立場にあります。


私たちが忘れていけないのは、事実上、第三次世界大戦と同じ状況に今あるのだということです。


また、私たちが肝に銘じてなければならないのは、習近平政権が少なくても第3期のうちに台湾と尖閣の問題、さらに南沙諸島問題を解決するだろうということです。


アメリカと中国の対決姿勢は変わらないと思いますし、一層深刻化することも容易に想像ができます。


・憂鬱

物価高騰、コロナの第8波、岸田政権の弱体ぶりなど、心が晴れない、あるいは何か未来に対する影を感じた方が多いと思います。


天変地異も当然想定範囲内に入れて、心の備えが大事です。


そういったさまざまなマイナス要因が私たちの心に、この3年間降り積もっています。それが社会の中に蔓延する憂鬱感をさらに促進することでしょう。


・育縁

これからは、人と人の繋がりを第一に考えることが必要です。


心持ちの良い社員が心豊かなお客様を迎え、その場に最高の一瞬を作り上げる、そんな願いが世界中に満ち満ちているように思います。


人のぬくもり、人の息吹、人と人との関係性の中にある幸せ、その三要素を強く求める時代に入るわけです。2023年はそのことが一層明確になってくると思います。


育縁を考えた時の大事なことは、地域、社員、お客様との縁を育むことで、何より地域の中で公的存在であること、公共財であることが大事だと強く思います。


経営者は今どんな逆境にあろうとも、常に明るく前向きでポジティブで行きましょう。


昨年2月24日に始まったロシア、ウクライナの戦争は11ケ月が経ちましたが、いまだ終りは全く見えません。この戦争の影響による物価の高騰であったり、個人的には今月の電気代にとても驚きました。


57,847円先月が42,220円と、なんと15,847円も上がっています。


私は、食料品をはじめほとんど買い物はしないため、ニュース等で物価高騰は耳にしていましたが、この電気代の高騰はいささか驚きました。


電力会社に問い合わせの電話をしたところ、「燃料調整費が上がっていますから」という返事でした。オール電化の家ですが、工場でもないのに、なぜこんなに値上がりするのでしょうか?


工場や店舗の方は、これからの電気代高騰は経営に大きく影響しますね。


また先日の報道で、4月から電気代は3割上がるようです。政治家はじめ、電気会社など本当に国民のことをどう考えてくれているのでしょうか? 私は、かすかな抵抗として、電気代の引き落としをカード引き落としに切り替えました。


先日の日創研新春セミナーで、ワタミの渡辺美樹様が言われていましたが、会社の資金は米ドルにしているときちんと対策をされています。また今、伝説の投資家ジム・ロジャース氏からもアドバイスをいただいているようです。


ジム・ロジャース氏は、


「2012の年アベノミクスで日本は終わった。財務ファイナンスをした国は必ず破綻している。IMFは日本を救済しない。日本は油田を見つけるしか破綻を救う道はない」


「しかし簡単に油田は見つからない。日本の油田とはもう一度、国民が勤勉に働く国民に戻れ」


と述べているそうです。


私は昔から、日本には資源がない、日本の資源は国民が勤勉に働くことしかない、と思い、61年前仕事に就いた時から、人の3倍働いて、2倍遊ぶと言い続け、事実そうしてきました。


最近は働き改革などと言われ、私みたいな仕事人間は、古い人間、時代に合わない人間と言われる時代です。しかし、今回のジム・ロジャース氏の話を聞いてまた、古い人間、仕事人間がスポットを浴びる時代が到来することを確信しました。


このような危機の時の経営者の心構えを次のように教えていただきました。


日創研新春セミナーで、のワタミ株式会社・渡辺美樹様からの学び


危機における経営者の心構え

  1. ワクワクすることしかしない

  2. コントロールできることしか集中しない

  3. 方法は無限

  4. 運を呼び込む


運を呼び込む生き方

  1. 明るく元気に前向きに

  2. 周りのせいにしない。全て自分の責任

  3. どこまでも誠実

  4. 他人の喜び、悲しみを共有

  5. 努力の上に努力(1万時間努力)

  6. 最善に最善を尽くし、何があっても諦めない

  7. 全てに感謝

*神様が応援してくれるような生き方をしよう


まさに、擾乱・憂鬱の時代。今こそ、渡辺美樹様の言われる、明るく元気に前向きに、運を呼び込み、神様に応援していただける生き方をする時ですね。


世の中は何が起こるかわかりません。一寸先は闇だともいわれますね。


しかし、考え方で、先がわかってしまえば面白くないですよね。明日のこと、一年先のことまで全部わかってしまえば、努力とか、頑張ることもしなくなりますよね。


先がわからないということが、可能性も無限にあることだはないでしょうか?


コロナを3年間体験したこれからの時代は、「育縁」です。


この3年間リアルで会うことが減り、ズームで学び、ズームで会合に参加した事がほとんどでしたが、これからはお会いして人と人との繋がり、その方のエネルギー、ぬくもり、息吹を感じ、人と人との関係性の中にある幸せを強く求める時代に入るわけですね。


育縁が大事です。


それには、経営者の方は今まで以上に、社員への投資、社員と時を共にする、社員と言葉を交わすこと、言葉を心に届けること、そんなことを意識して経営に臨まなければならないと思います。


佐藤先生はお年玉CDの最後で、2023年の指針についてこうお話されています。


「世の中、無常こそ常である」


動揺することなく擾乱に備え、動揺することなく憂鬱に耐え、そして育縁、縁を育んでいく。どんな時も良きことだけ思う、どんな時も良きことだけ考える。良きことは思わなければ来ません。良きことは望まなければやってこない。


常に明るく、元気に、前向きに、良きことだけ思って生きていきましょう。


まとめ


<2023年のキーワード>

1.擾乱 2.憂鬱 3.育縁


それに対処するには


  • 運を呼び込む生き方をする

  • 無常を常とし、動揺することなく

  • 常に良きことだけ思って生きる


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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